2012/02/24

不思議なシャバット。

金曜日の夜はユダヤ人にとって特別な意味があります。安息日のために金曜日は朝から家の掃除をし、食事の用意をし、身体も清めて、日没とともにろうそくを付け、テーブルには白いクロスを覆い、食卓に家族みんなでつきます。それから葡萄酒をお祈りと共に(まるでお正月のお屠蘇のように)いただき、家族の長がパン(ハラー)をとりわけ安息日の食事がはじまるのだけどー私の周りのユダヤ人家族はとってもいい加減です。私が理解するシャバットは赤ワインを飲んで家族で普通に食事をする日です。


ということで、義理妹の住んでるNJに今週もやってまいりました。
りびしゃん。それは乗るもんじゃないよ。
暖炉があるって素敵ね〜
仲良しファミリーもいっしょ。
ガブリは難しいお年頃なのね。
安息日ってなに?byアバ

義理の妹はこの時、大きな鏡を買ってきたとかで、2階にこもってデリバリーの人とどこに置こうか悩んでました。ご飯は?やっぱり今回もです。

いつもシャバットディナーに誘ってくれるのだけど、義理妹はご飯を作ってはくれません。こちらのお宅はゲストが買い出しに行って、料理するシステムになってます。どこに何があるか分からないから結構面倒なんだけど。

義理妹はやる気はあるみたい。ニンニクを切る段階で、指を切ったりして料理できなかったり、お兄ちゃんが妹を思いやって率先して料理するからかな。長ーいおつきあいですが、未だ彼女の手料理をいただいた事はありません。

彼女はイスラエルの行事を教えるプライベートスクールの先生なのに、もうすぐあるプリム(ユダヤ教のハロウィーンのようなもの)がいつか知らなかったり、(今週の水曜日です。)ビクラムヨガに一緒に行って、途中で退席したくせにどれだけヨガが身体にいいかってずっと言ってたり、(退席してる時にヨガ雑誌を読んで得た知識だそう。。。)天然なのか、確信犯なのか、どっち?

でも上には上がいるのです。まだ書き始めてもいないのに、自伝をどうやって売り出すかプロモーターに会うためにNYに来た人や、初孫に会いにNYにやってきて、3週間ほど滞在し、帰るその日に新しいカメラを買ってきて自慢してた(そして一枚も孫の写真は撮らずに帰った)おばあちゃんとか、ありえないっつ〜の!もっとあるけど、また今度。。。

イスラエル人はホント面白い。色々とむかつく時ももちろんあるけど、心の底から笑ってしまえる時も多いです。でもやっぱりありえない事なので、いっつも不思議な気持ちになってしまうのです。






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