彼らの住んでる所はウィリアムズバーグのイーストリバー沿い。かなりの危険区域でした。
金曜日(シャバット)にベビーを見にいった時は夜で暗く、そういえば週末嵐がやってくるんだよ。みたいな感じだったけど、お水も何も買ってなくて、割礼の儀式の事すら忘れてたようでした。
新生児を授かったばかりはほんと槍でも降らないと気にしないのかもね。
嵐の後に初めて聞いて、いそいで駆けつけました。
もちろんおじさんのダンダンも一緒です。 |
ラバイはよくしゃべる人でした。
君は本当にこの赤ちゃんの父親なのか?そうなのか?
”そうです。” そうだったら、どうして君はこの割礼の儀式を自分でやらないのか?
僕はすでに全て必要な機材を用意しておいた。homedepotスタイルで自分でやるか、それとも経験豊富な僕に頼むか、どちらをチョイスするか?”二番目の答えを選びます。”そうか。それならやってやるぞ。人に頼むのはとてもいい事なんだよ。そのために人はいるのだから。
これが世にいうところのジューイッシュジョークなんだけど、ほんと全く笑えません。
私は人のカメラで写真は撮れるけど、やっぱり割礼はできません。だからこそ割礼ができる僕ってのは尊敬されるべき存在だとアピールしてくるのです。
しかも式の途中、りびちゃんが泣き出して、真っ青なロリポップを差し出して、これで泣き止ませろと言われました。私ははっきりロートダ(No Thank You)!!!と断りました。(あまりにも傍若無人すぎてこちらもはっきりノーが言える日本人になれるのです。)
彼の鞄の中には人工的な色のロリポップがわんさかとありました。
これでたくさんのキッズを泣き止ませてきたのでしょうが、半分日本人のりびちゃんは通用いたしませんことよ。最後に自分のカメラを出して、カメラマンよ。これで記念の写真を撮りたまえ。(彼はウェブサイトも持ってるのだそう。)私はこんなカメラで撮れないと言ってしまいました。
でもこれくらいじゃ全く応えないラバイです。
こんな上から目線で割礼されたルーベンくん。とその兄、ガブリ。
兄弟、仲良くたくましく育ってね。世の中、いろいろあるけど、笑い飛ばして大きくなってほしいな。りびちゃんもしょーもない事で差別されたりしたら思いっきりけんかしてあとで笑おうね。
追伸。ルーベンの父から素敵な写真撮ってくれてありがとう。描くよ。ってちょうどメールが入りました。(彼は素晴らしいペインターなのです。)
以下、彼が気に入ってくれた写真。儀式の様子は一枚もないです。
今の喜怒哀楽の感情や全ての環境がおもしろい位反映されてるチョイスに納得。。。
oooh!
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