2011/03/03

初節句



私がご幼少の頃のお雛様は、姫育ちの母親が嫁入りに持ってきたお雛様をどれだけ高価なものか自慢されながらお姉ちゃんと私が眺める(決して触らせてはもらえない)という感じで、ちっともおもしろくはありませんでした。ある年私がひな壇を登って壊してしまったらものすごく怒られて、母が鬼になってしまいました。とてもこわかったのを今でも覚えてます。

そしてお雛様は早めに出してすぐにしまうようにしないとお嫁さんに行き遅れるだの、太めちゃんがひな壇に登って壊したと年々言われ続けて私も多少げんなり。日本では消極的な行事でした。

しかし実家を離れて知り合いの方に小さなお雛様をいただき、こちらでも飾るようになりました。
小さいせいか、ほとんどの人が言わないと気づいてくれません。でも私にはこの控えめな感じがとっても気に入って、毎年いそいそと出していて、お雛様が大好きな行事の一つになりました。

そして今年は娘にとっての初節句という事もあり、盛大にお祝いすることにしました。母の知り合いが結婚祝いにくれた絵を飾り、一張羅を引っぱりだして仲良しのよし子と明ちゃんを呼んで記念撮影です。来年は御馳走つくるからね。

何事も最初が肝心というけれども、今年はりびちゃんにとってたくさんのFirst Thingが待ち構えてます。デジカメがある時代で良かったなあ。たくさん写真撮って記録できるのってすごく楽しいし、なんて幸せなことだろう。

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